2007年10月10日水曜日

現役グラビアアイドルの活躍

現役グラビアアイドルの肩書きを持ちながらバラエティ番組で成功したという意味では彼女たちが先駆者といってよい。MEGUMIはさらに番組司会や女優、歌手までこなすマルチタレントとして広く認識され、近年のグラビアアイドルの最たる成功例としてマスコミに取り上げられることも多い。また喋りではなくその特異なキャラクターで同様の地位を築いたのが小倉優子で、グラビアと並行しつつTV方面でも活躍。当初は単なる「ぶりっ子キャラ」というひと昔前のキーワードで括られる存在だった。

発言の機会が増えたことで本来の「不思議系キャラ」として認識されるようになる。若槻千夏は渋谷系ファッションとそのギャル的な言動から男性のみならず若い女性からもその年代を代表する存在として広く人気を獲得した。話し方に特徴があり(極端に言えばサ行の発音が外国風)物まね番組などで、誇張され、よく物まねされていた。浜田翔子が表紙と巻頭。表紙を見た時から思いましたが、中見てもなんか疲れに近い物を感じるのですが。多分本人の疲れとかではなく、撮影時の表情の方向性の問題なんだろうな。全体に表情が硬いんですよね。

その表情のこわばりが、見る側に不安定な印象を与えています。衣装面は割とバリエーションに富んでおり、面白みもあるので、表情がもう少し良ければな、と悔やまれます。南明奈。南明奈は写真集買ったので、写真集見て思ったこと含め写真集レビューの際に詳細に書きたいのですが、彼女は雰囲気後藤真希、表情の出し方が安倍なつみという、非常に希有な物を持っていると思います。スタイルはそこそこスレンダーだけど、肉感も兼ね備えている。ということで、磨き方によっては今年独走するくらいのポテンシャルは持っていると思います。

でも、今のままだと表情の出し方が完成されすぎていて、そこに面白みに欠ける部分がある。工藤里紗。sabra上ではグラビア撤退的な内容が書かれていましたが、こうやってきちんと週プレ巻頭に出てきてくれているので、別に気にしなくて良いのかも知れない。彼女の場合常に完成度は保っているし、スタイルの増減はあっても大崩しないので、どのグラビアも安心してみていられる、逆にレビューとしては書きにくいです。

このグラビアでも表情バリエーションは広く、でも安定しています。そろそろ次の展開を考えないといけないかも知れませんが、次の展開をしつつ、この安定したグラビアを見せて欲しい。小阪由佳。今月発売予定の最新写真集から。で、やっぱりセクシー主体の表情作りになってしまうんだよな。小阪由佳の魅力は笑顔にこそ宿る、と思っている私のような人には、相変わらずの錯誤に歯ぎしりすらしてしまいそうになります。セクシー表情では、彼女の魅力は出ないのですよ。写真集の中にはそういう表情もあるのでしょうが、この先行グラビアを見ると、購入意欲が落ちる。中川翔子。ブログ風の文章を伴ったグラビアです。

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