2008年11月17日月曜日

グラビアアイドルとキャンペーンガール

現在、あらゆる業界でキャンペーンガールがグラビアアイドル等芸能界への登竜門となっている。メジャー系ならばアイドルの水着姿がグラビアで楽しめる様になった、1960年代後半には行われていたと考えられる。なおフジテレビではビデオデッキが広く普及した時代に放映した総集編で、フジ初の水泳大会の映像を流した事がある。水泳大会はアイドルブームと共に放映本数・内容とも高まりを見せ、ビキニの露出度が高くなっていった。

書籍の中では、水泳大会もかなりの比率を占め、中には水泳大会写真集としか言えない出来の本もあった。バラドルの嚆矢となった森口、井森、山瀬らが頭の回転の良さを生かしてアイドル相当の年齢を越えてなお活躍しているのに対し、2003年頃からのバラドルたちは、少数の例外を除き「若くて容姿に優れているが、知性が欠けている」といういわゆる天然ボケのキャラクターが役割として求められている。

現代におけるバラエティー番組は非常に多様化しており、番組のカラーに合ったバラドルがそれぞれ出演依頼を受ける。高学歴タイプ、おバカキャラタイプ、ツッコミ芸人タイプ、お嬢様タイプ、体育会系タイプ、マルチタレントタイプ、その他のタイプ、国立大学卒など高学歴と知性を武器に主にクイズ番組や討論番組などで顕著な活躍をみせるのが高学歴バラドルである。

一般常識はもちろん、自身の得意とする分野の知識に精通し、知性の高い受け答えで視聴者の関心を誘う。しかし時に知性に頼りすぎて思わぬボロを出してしまい、それが新たな笑いを誘い人気に繋がる場合も多い。菊川怜、眞鍋かをり等グラビアアイドル出身者のほかに、アナウンサー等からの転身組もこのタイプに含まれることが多い。