2007年9月20日木曜日

キーワードは巨乳

キーワードは「巨乳」で、プラチナムプロダクションの「軟乳グラドル」として売り出していた相澤仁美、アバンギャルドの北村ひとみ、イエローキャブ(応募時。現:スイートルーム)の草場恵(同年『ミスマガジン2006』読者特別賞も受賞)、オスカープロモーションで美少女クラブ31のメンバーとして活躍していた原幹恵と全員が90センチオーバーのバストを揃えてファンの度肝を抜いた。またグラビア界以外からのグラビアへの進出も多い。前年年頃からビーチバレー選手の浅尾美和がそのアイドル並みのルックスの良さと鍛えられたしなやかな肢体が注目されてオフシーズンの活動の一環としてグラビアに進出、この年に試合以外での水着写真集を発売。テレビCMにも起用された。

さらに海外発のネットアイドルとして一部で爆発的人気となっていたリア・ディゾンは、来日を期待するアクセス者の後押しから日本の芸能事務所と契約し、「グラビア界の黒船」と呼ばれる逆輸入グラビアアイドルとして鮮烈なデビューをしている。そして元Folder5の満島ひかりやdreamの長谷部優など歌手活動主体のアイドルがソロ活動を機にグラビア進出している。また、ハロー!プロジェクトのアーティストも、水着姿が中心の写真集やDVDを出している。ただし、1970年代から1980年代にかけての女性アイドルが、歌手活動主体ながら同様の写真集を出していた事を考えると、特に新しい芸能活動の手法というものではない。

ティーンファッション誌やテレビCMからの移籍組も多く、南明奈、夏帆などが高い人気を集めた。その他には青木りんや範田紗々のように通常のグラビアでは人気が出なかったものの、着エロ系のグラビアアイドルを経てAV業界へ転出していく者も出るようになっている。グラビアアイドルとは、何のためにやってる仕事なんでしょうか。写真集だしたりDVDとか出したり。彼女達は何を目的として仕事してるのでしょうか。 彼女達本人は、自分を有名にする手段の一つでやってるんだとだと思います。それを証拠に、グラビアアイドルから歌手や女優になった人もたくさんいますしね。勿論自己満足でやっている人も多いでしょう。

ただ、彼女達の事務所、写真集やDVDの出版元は、単なる金儲けの道具だと思います。現在のグラビアアイドルを一般嗜好的に大きく分類すると、セクシーさやエロティックさなど大人っぽさを売りにする者と、子供っぽさや幼さ(ロリータ)、清純さなどの可愛らしさを売りにする者の2極に分けられる。またその境界線を繋ぐキーワードとして20世紀末より日本社会に浸透した「癒し」を売りにする者も現れている。ただしあるアイドルがどういった分類でグラビア読者に受け入れられるかは、個人的主観が大きく介在するため、明確な基準が存在するわけではない。前者の大人っぽさを売りにする者は、10代でデビューした者が20歳を越えてから注目される場合や20代に入ってからデビューするケースが主に当て嵌まる。

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